就活生の皆さん、こんにちは!

面接で必ずと言って良いほど聞かれるのが志望動機ですよね。志望動機はうまく答えることができれば好印象を与えることができるので、重要度はかなり高めの質問です。

同じ業界の面接だからといって志望動機を使いまわしたり、適当に作ってしまうと面接の通過が厳しいものになってしまうかもしれません…。

今回は志望動機についてどのように攻略すれば良いかを回答例などを交えて解説していきたいと思います!

面接で志望動機を聞く理由って何?

面接官も何の目的もなく志望動機を聞いているわけではありません。
志望動機を聞くことで何を知ろうとしているのでしょうか?

志望度の高さを知りたいから

企業が志望動機を聞く理由の一つにはズバリ、志望度の高さを知りたいからです。
たとえば、あなたのもとに2人の男性が告白してきたとします。1人はあなたと一回すれ違い、外見に引かれて告白してきた人です。もう一人は、長い時間一緒に過ごしてあなたの内面が好きと告白してきた人だとします。

このとき、あなたはどちらの告白を受け入れたいと思いますか?ほとんどの人が自分の内面を良くみてくれている後者の人と付き合いたいと考えると思います。面接官もこの恋愛の例えと同じような考え方をしているんです!

つまり、面接官は自分の会社のことを良くわかっている、知ってくれている人と一緒に働きたいと考えるわけです。自分の会社についての企業研究がしっかりされていたなら、この会社で働きたいという熱意や意欲がかなり感じられますよね!

社風とマッチするかを知りたいから

どんなにこの会社で働きたいという熱意や意欲をもっていても、会社の方針とあなたのやりたいことが真逆だとミスマッチが起こってしまいますよね。

会社が安定期に入って堅実な人を募集していたのに、様々な改革をおこなって新しい風を吹かすんだ!というベンチャー思考の人を雇ってしまったら、お互いに良くありません。そのため、ミスマッチを防ぐために志望動機を聞いた時点で社風とマッチするかをはかるのです。

志望動機の作り方を知ろう!

面接官が志望動機を聞いてくる目的がわかったところで、次にどうやって志望動機を作っていけばいいのかをご紹介します!

志望動機を作るためには、自己分析・企業研究・職種理解の3つをやることです。
これらをすっ飛ばして志望動機を作ってしまうと、自分の本当にやりたいことが分からなくなったり、企業について知らないことが多すぎて浅い内容のことしか伝えられなかったりと、かなり苦労することになると思います。

この3つはそれなりに時間はかかりますが、完成度の高い志望動機を作りたいなら面倒くさがらずに取り組みましょう!急がば回れですよ!

①自己分析をしよう

志望動機を書くのにどうして自己分析が必要なのかというと、自分の能力やスキルを面接官に伝えるためです。

自己分析を行うことで、自分が今まで知らなかった能力を知ることに繋がります。志望動機では企業が求める人物像に合わせて自分の能力やスキルをアピールしなければなりません。

自己分析によって見つけた能力と企業が求める人材の特徴がマッチしたものを志望動機に落とし込みましょう!

②企業研究をしよう

自己分析のところでも書きましたが、志望動機では企業が求める人物像に合わせて自分の能力やスキルをアピールしなければならないので、そのためには企業研究をしてどんな人材を求めているのかを知る必要があります。企業研究はその会社のパンフレットやホームページを見るなどして情報を集めていきましょう!

また、企業研究に合わせて業界研究もしておくことをオススメします!あなたが企業研究でその会社の魅力を見つけたとき、その魅力は会社そのものの魅力というよりも、その業界の魅力と言える場合があります。

業界研究をせずにそのまま志望動機として話してしまうと、「それ、うちの会社じゃなくてもいいよね?」と突っ込まれる可能性が高いです。業界研究を行うことで、この会社は競合他社と比べてどのようなところが優れているかを明確にしておきましょう!

③職種理解を深めよう

自己分析・企業研究に合わせて職種理解もしておくと良いです。職種についての理解があまりにもなさすぎると、志望度の高さの評価が下がってしまいます。自分の知っている範囲だけで職種について語るのは避けて、日常の業務にはどのようなものがあるのかをしっかり調べておきましょう!

OB・OG訪問をするとより職種理解を深められますよ。これらをすることで志望動機を書くための材料が充分に揃いました!
上の3つをおこなったことで見えてきた企業の魅力や自分の能力について志望動機に落とし込めば、それなりのものは完成します。

でも、それだけだと「それなり」にしかなりません。自分の伝えたいことを100%相手に伝えるには、わかりやすい伝え方を知る必要があるのです。

志望動機を伝えるときのポイント5選

志望動機の内容を企業にわかりやすく伝えるために、話すときの構成や気をつけるべきポイントを押さえておきましょう!

結論から話そう

志望動機を伝えるときのポイント1つ目は、結論から話すことです。
結論から話すことによって、相手はどこに注目して話を聞けば良いかすぐに判断できます。

先に結論を言わずにエピソードばかり長々と話していると、「結局なんでうちの会社じゃないとダメだったの?」というように、あなたの話が理解されないまま終わってしまいます。

結論を裏付ける根拠を話そう

始めに結論を述べたことによって、なぜその結論に至ったのかという「根拠」の部分を次に述べてみましょう。

根拠を述べるときには過去の経験と結びつけて話すと、過去でどのようなことを学んだのかが相手に伝わりやすくなります。具体的なエピソードがあったほうが真実味がありますよね。

なぜ御社なのかを伝えよう

結論→根拠と話してきて、続けてなぜ御社でなければならないのかという理由の部分を次に述べましょう。なぜ御社なのかを伝えることは、御社への一途さを伝えるための重要な部分です。自問自答を繰り返して「もう絶対に突っ込まれない!」と自分で自信が持てるまで深掘りする必要があります!

また、この根拠を伝えるときに少し注意してほしいことが、企業研究で知った事実をそのまま話さないことです。

例えば企業のHPで縦と横の繋がりが強い会社という紹介されていたとします。それをそのまま魅力的だと思いました、と話しても、それが自分にとってどう魅力的だったのかイマイチわかりませんよね。事実のみを話してしまうと、内容として浅いものになってしまい、相手の印象にも深く残りません。

企業研究で知った事実はそのまま伝えるのではなく、その事実から自分が感じたことを話すと相手にも気持ちが伝わりやすくなります。

未来で実現したいことも伝えよう

この会社に入社したらどんなことをしたいのかを具体的に述べましょう!
未来のビジョンを相手に伝えると、「入社したら活躍してくれそうだな」という印象を与えることができます!

簡単な例文を作るなら、
「良質な御社の製品をお客様にお届けしたいという思いと、コールセンターのアルバイトの経験を生かして、営業職につき業績UPに貢献したい。」のように言えればOKです!

簡潔に話そう

短すぎて熱意があまり伝わらないような内容だったり、逆にだらだら長く喋りすぎて相手が退屈する内容だと評価は落ちます。
志望動機を話すときは大体1〜3分程度で簡潔に話すと高評価を得られます!

ただ、言い回しを変えて時間を稼いだり、早口で3分以内に抑えようとして話すと内容が頭に入ってきにくくなります。
話すときは聞きやすいペースでハキハキと話すようにしましょう!

面接が得意な人の特徴は?実は話し方にありました!

面接で使える!?業界別志望動機の回答例

今までにお伝えした志望動機を伝えるときのポイントを全て盛り込んで、業界ごとに回答例をいくつか作ってみました!
《回答例 業界:食品》

地元である北海道の食を支え、北海道の人たちに笑顔を届けたいからです。
私は大学祭で北海道の食材をテーマにした模擬店を出店しました。何度も試行錯誤を繰り返し、完成したものを来場者に食べてもらい「美味しい!」と喜ぶ顔を見て、私は今までにないほどの満足感と達成感を味わいました。この経験から、食に携わる仕事をしたいと考えるようになりました。
御社は北海道の地に密着した事業を展開しており、「北海道の農産物で食を豊かに」という経営理念は、私の地元を豊かにする職に携わりたいという思いと一致しています。
御社に入社した暁には企画部に入り、大学祭で力を発揮した企画力で貢献していきたいと考えています。

《回答例 業界:旅行》

私が御社を志望した理由は、旅行という世界共通の娯楽で全世界を繋げることで、人々の暮らしを豊かにしたいからです。
私は外国語のゼミナールに所属し外国語について学んでおり、ゼミナールのプログラムで海外へ研修に行きました。最初は偏った知識しか持っていなかったのですが、実際に海外へ行ってみるとその地の人々や文化に触れ、今までの視野の狭さに気付きました。以前の私のように海外に偏見を持っている人は多く、そのような人たちに海外の素晴らしさを伝えたいです。
御社は同じ業界の他社と比較して海外旅行により一層力を入れていることを業界研究によって知りました。御社は旅行以外の様々な事業にも力を入れており、何事にも臆せずに挑戦していく姿勢が、私の「チャレンジ精神を活かせる会社」という就活の軸と一致いたしました。
将来的にはグローバル戦略推進部で失敗を恐れず、海外旅行の魅力を全世界の人々に伝えていきたいです。

《回答例 業界:化粧品》

御社の販売員として働きたく、御社を志望しました。
接客スキルを身につけるため、アルバイトはカフェなどの高度な接客スキルが求められるものを選んでいました。また、商品のPR力を身につけるために大学内で開催されているプレゼンコンテストに参加し、入賞するという実績を残しました。
私は御社のブランドである〇〇の大ファンであり、何度もリピートしています。品質だけでなく、パッケージのデザインなどの細部までこだわって作られており、他社よりも顧客のニーズを掴む絶妙的なセンスに魅力を感じました。
より多くの女性たちに御社の商品を使っていただくために、販売員としてのスキルをより高めていきたいと考えております。

気をつけて!志望動機のNG回答例

志望動機を答えるときに、相手にマイナスの印象を与えてしまうことも少なからずあります。どのような回答がNGになってしまうのでしょうか。

NG回答例1

御社の福利厚生や待遇の良さに惹かれました。仕事内容も自分の得意分野とマッチしていたため、必ず御社に入社したら活躍できると思います。

NGになってしまった理由として、福利厚生や待遇の良さを理由に御社を志望した、と答えてしまうと、同じような条件の会社があったら「弊社である必要はないのでは」と思われてしまいます。 また、仕事内容が自分の得意分野とマッチしていると答えていますが、一体どんな仕事が自分のどのような得意分野とマッチしているのかが話している本人以外知りませんよね。

NG回答例2

御社の教育制度の充実さに魅力を感じ、志望しました。私は記憶力に自信があり、教わったことの飲み込みが速いので、沢山業務を教えていただければその分成長できると思います。

これがNG回答例となってしまったのは、記憶力には自信があると本人が答えていますが、本当に記憶力があるのかの根拠の説明がないので「本当に記憶力があるのか、活躍してくれるのか」と疑問に思われるでしょう。 過去の具体的な経験を話せば、説得力が生まれると思います。 また、業務を教わるという受け身に感じられる回答はマイナス評価になります。自分から学ぶ姿勢でいきましょう!

NG回答例3

私は御社の経営理念に深く共感し、入社を志望しました。御社の「人々にハッピーを届ける」という経営理念は、私がお笑いサークルに加入していたときの思いと一致しており、同じ志を持っている御社で共に働きたいです。

経営理念に共感したこと自体は悪くありませんが、これだけだと志望動機としては少し弱いなという印象を与えます。 経営理念はその会社のHPを見にいけばすぐに確認できるものなので、経営理念にしか触れないと「弊社のことはそんなに深く調べていないのかな」と思われます。

まとめ

志望動機によって面接官の評価が大きく左右されることは少なくありません。 しかし、志望動機は対策をしっかりすれば高評価につなげられるので、他人と差をつけるチャンスでもあります。 面接対策として志望動機には一層力を入れて作成してみましょう!