
北海道の私大文系。経営学部所属。北海道生まれの北海道育ちで、就職も道内で検討中。バドミントン、YouTube、ドライブが最近の趣味。現在はライティングやプログラミングを勉強してスキルアップに力を入れています!就活生が知りたくなるような、就活で学んだことや気付きを記事で発信していきます!
就活生の皆さん、こんにちは!
皆さんは圧迫面接を経験したことがありますか?私は威圧的な面接官に当たったことがあり、心臓がバクバクしました…。威圧的な人と話すと、怖くて萎縮してしまいそうになりますよね。
今回は、圧迫面接の目的別に対策方法をまとめました!適切な対策をして、圧迫面接を乗り切りましょう!
目次
圧迫面接の6つのタイプ

面接官も鬼ではないので、何の考えもなしに圧迫面接をしているわけではありません!(たまに性格が悪いだけの人もいるみたいですが…)
圧迫面接はちゃんとした理由があって実施していることがほとんどです。
理由がしっかりわかっていた方が対策もしやすいので、詳しく理由を知りたいという方はこちらの記事を先にお読みください!
そして、目的の違いから圧迫面接のタイプが6つに分かれています。
まずは圧迫面接のタイプをチェックしてみましょう!

否定してくるタイプ
面接官の中には応募者が答えたことに対して全て否定的に返してくる人がいます。
このタイプの面接官は、応募者にストレス耐性があるかと、業界や企業研究をしっかりと行っているかを主にチェックしているみたいです。
つまり、このチェック項目を満たすことができれば、面接官は否定し続けることができません。
冷静に回答したにも関わらず否定を続けてくる面接官がいれば、ただ否定したいだけの器の小さい人なので注意しましょう…。
否定してくる面接官の口癖は次の通りです↓
「あなたにはこの会社向いてないと思います。」 「考え方が甘すぎると思います。」 「回答にオリジナリティーが感じられませんね。」 「志望動機が浅すぎます。」 「あなたのような人はこの会社に長く勤めるのは難しいですよ。」 「あなたが思うような仕事ではありませんよ。」 |
このようなことを言われてもめげないでくださいね…。
脅してくるタイプ
やられるとかなりビビってしまいますが、面接中に脅してくる面接官もいるようです。
このタイプの面接官はストレス耐性の他に、応募者の適性や職種理解があるかをチェックしています。
ただ、面接官は応募者をビビらせたくて脅すようなことを言っているのではなく、業務に対しての理解がされているかを心配して言ってくれていることもあります。
業務に対しての理解が浅いと、いざ入社したときにミスマッチが起こる可能性が高まりますよね。>
この場合は「脅されている」のではなく「教えてくれている」と受け取りましょう!
脅してくる面接官の口癖は次の通りです↓
「精神的に苦しい業務もありますが、理解していますか?」 「威圧的なお客様もいますからね?」 「辞めていく人も多い職種ですが、働き続けられるんですか?」 「体力がなかったら長続きしませんよ。」 |
揚げ足を取るタイプ

揚げ足を取られるとイラッとしてしまいますよね(笑)
揚げ足をとってくる面接官は、コミュニケーション能力や対応力の他に、単に応募者の考えていることを知りたい場合もあります。
揚げ足を取られるということは、面接官に矛盾を感じさせてしまったり、質問に対して説明不足だった可能性もあるため丁寧に回答してみましょう!
揚げ足を取ってくる面接官は次のようなことを言ってきます↓
「弊社よりも同業他社の方が良いのでは?」 「話を聞く限り一貫性が無いように思われるのですが。」 |
超難問出題タイプ
東◯王の出演者でも答えられないじゃん…という超難問を出題してくる面接官にも応募者は遭遇してしまうときがあります。
超難問をサラッと答えられたらかっこいいのですが、それは至難の技です…。
面接官も完璧に答えられると思って質問しているわけではなく、コミュニケーション能力と対応力の高さを測るためのようです。
そんな回りくどい事しないで普通の質問で見抜いて欲しいですね!
このような場合は素直にわからないことを言ってしまって大丈夫ですが、自分の答えられる範囲で回答することも大切です。
超難問出題オジサンは次のようなことを言います↓
「弊社の社長はあだ名でなんと呼ばれているか知っていますか?」 「弊社の取締役の名前、全員言えます?」 「あなたにとって生きるとは何ですか?」 |
ひたすら深掘タイプ

これでもか!というくらい深堀をしてくる面接官も中にはいます。
困らせたくて質問責めにする面接官はそれほど多くないため、圧迫面接と呼べるのかは実際のところグレーゾーンです。
何度も深堀される理由として、質問に対する回答が浅い可能性が高いです。
質問責めに遭いたくなければ、質問に対して簡潔に答える練習をしておくことが1番の近道ですよ!
ひたすら深堀系の面接官は次のような発言をします↓
「なぜそのように考えるようになったのですか?」 「その行為によってどのような成果が得られましたか?」 |
無関心タイプ
やられると地味に傷つくのが無関心な態度です。
面接官は無関心な態度をすることで、応募者のストレス耐性や対応力を見ています。
本当に関心がないのではなく、あくまで”わざと”なのでいつも通りの態度で面接に臨むことが大切です。
無関心タイプの面接官の口癖はこちらです↓
「ふーん。」 「そうですかぁ。」 「そうなんですね〜。」 |
【タイプ別】圧迫面接の対策法!

圧迫面接が心配な人向けに、タイプ別の対策法をご紹介します!
圧迫面接が得意という人はなかなかいないと思うので、ここで対策を知っておけば安心材料になりますよ。
対策法:否定してくるタイプ
否定してくる面接官への効果的な対策は、面接官の言うことを肯定してから自分の考えを述べる練習をすることです!
否定されて「それは違います!」と言いたくなりますが、ストレス耐性という面でマイナス評価をされてしまいます。
人格を否定されたなど、あまりにも酷いことを言われた場合は無理に耐える必要はありません。
反撃を開始しましょう。
対策法:脅してくるタイプ
面接官が脅してくるタイプであれば、脅しに対して前向きな回答をすることを心がけましょう!
経験談ですが、「弊社は泥臭い業務もありますが大丈夫ですか?」と質問されたことがあります。
そのときは「今後のキャリアに活かすためにも是非やらせていただきたいです!」とポジティブな回答をして乗り切りました。
前向きな回答をすることで「ミスマッチの心配はいらないな」と面接官に思わせる ことができますよ。
対策法:揚げ足を取るタイプ
揚げ足を取られたときの対策は、前後の回答と矛盾がないように丁寧に回答できるようにしておくことです!
そのためには自分のキャリアビジョンに一貫性があるのかを自分自身で見つめ直しておくことが必要です。
この対策をしておかないと、面接官の揚げ足取りが正論になってしまうので怠らないようにしましょう。
対策法:超難問出題タイプ

面接官から超難問を聞かれたときの対策は、できるだけ粘ることとわからないときの答え方を知っておくことです!
応募者に対して考え方や思想を問うものであれば、簡単には諦めず話せるところまで話してみましょう。
すぐに話をまとめられなくても、話そうという姿勢が大切です。
また、内容が知識問題であれば素直にわからないと答えるべきなのですが、できるだけ謙虚な姿勢を貫きましょう。
「申し訳ありませんが、知識不足のため存じ上げません。恐れ入りますがご教示いただけると幸いです。」
のように答えられると◎です!
対策法:ひたすら深堀タイプ
ひたすらに質問を重ねてくるタイプの対策は、事前準備一択です!
そもそも、事前準備がしっかりとできていれば質問に対して簡潔に答えることができるため、このタイプの圧迫面接の遭遇率は大幅に下がります。
それでも運悪く、ただ応募者を困らせたいだけの面接官に遭遇してしまった場合は「超難問出題タイプ」のわからないときの答え方を参考にしてください!
対策法:無関心タイプ
無関心タイプの対策として、いつも通りの面接ができるように慣れておくことです!
慣れていないと緊張で思うように話せなくなってしまうことがあるため、友人に無関心面接官を演じてもらったりなど、徐々に耐性をつけていきましょう。
切り替えが得意な人は、「これは”わざと”やってるだけ!」と思えば自然といつも通りの面接ができると思います。
全てのタイプに共通した対策法
ここまで1つ1つのタイプに合わせた対策をご紹介しましたが、全てのタイプの圧迫面接に有効な対策法があります。
それは、笑顔を絶やさないことです!!
どんな時でも笑顔で対応をすることができれば、面接ではかなりの高評価につながると思います。
面接とは無関係の経験談ですが、私が病院で診察待ちをしていたとき、病院のシステムに不満を持ったお客さんが受付の人を怒鳴っている現場を目撃しました…。
受付の人は何も悪いことをしていないのにも関わらず、笑顔で真摯に対応していてかっこいいなぁと感じたことを覚えています。
理不尽に無理に耐えろとは私からはとても言えませんが、病院の受付の人のように笑顔で大人な対応ができると良いですよね。
適切な対策をして乗り切ろう!

理不尽な圧迫面接に遭ってしまったら気分は最悪ですよね。
圧迫面接の内容があまりにも酷いようであれば、選考を辞退するか考えておくことも必要です。
圧迫面接だとしても志望度に揺るぎがなければ、対策法を活用してうまく面接を乗り切りましょう!