小売業界は就活生に大人気の業界です! 小売業とはお客様に直接商品を販売する仕事です。身近なもので言うとスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが挙げられます。
食材や日用品など生活に欠かせない商品が揃うので、普段から利用する機会が多いですよね! そんな小売業界の内定を勝ち取るための面接対策についてお話します!!
目次
小売業界とは?
まずは、小売業界の理解を深めていきましょう!
小売業とは、企業がお客様に直接商品・サービスを提供する仕事でBtoCの形態をとっています。そのため、お客様とのコミュニケーションが大切になります。
顧客が求める商品・サービスを提供することで、顧客満足度を高めます。 小売業の種類には、 ・スーパー ・コンビニエンスストア ・ドラッグストア ・百貨店 ・アパレルショップ ・ホームセンター ・家電量販店 ・携帯ショップ などがあります。
主に店舗を持つ場合が多いのですが、中にはネットショップや訪問販売のようにお店を持たない形式の営業スタイルに関しても「小売業」といったりする場合があります。
小売業界の職種
また小売業界といえば、直接お客様に商品を提供する販売職のイメージが強いと思います。しかし、小売業にはさまざまな職種があるんです!
その中でも主となる「仕入・物流」、「販売」、「販売支援」、「営業」の4つについて把握しておきましょう!
仕入・物流
「どんな商品を店頭に並べるのか」、「どんなコンセプトで商品展開を行うのか」の2点を踏まえて、商品を買い付けます。市場の流れを読み取り、売れる商品や求められる商品を考え、それをどれくらいの量で仕入れるかなどを考える仕事です。
店舗の売上を担う重要な職種です。また、仕入の際に値段の交渉を行ったり、在庫管理などもします。
良い物を安く、適正量仕入れなければならず、商品戦略を考えながら仕入れを行わなければなりません。小売業界でも花形の職種であり、とても人気があります!
販売
自社の商品や業種ごとに異なる商品を、顧客のニーズに合わせて提案して販売するだけでなく、店舗の運営なども手掛けたりする仕事です。
売り上げ目標を達成することに責任を持って取り組むとともに、アルバイトやパートのスタッフの指導や管理など指導力や管理能力も求められます。
小売業界の場合は新卒で入社すると、まずは現場を経験するために販売の仕事を任されることがほとんどです。販売の職種でどんどんキャリアアップを図る人も多くいます。
販売支援
販売支援の仕事もさまざまです。店舗のバックヤードで商品の管理や在庫管理、品出しをしたり、検品をするといった仕事や、顧客のクレーム対応をすることもあります。
また、お店や商品の宣伝、広告を出す仕事や、集客や売り上げアップのためにイベントやキャンペーンなどを企画、運営する仕事なども販売支援業務の重要な役割です。
細かい作業からイベントの企画・運営と仕事内容はさまざまですが、その分、几帳面さや感性、コミュニケーション能力など求められるスキルも幅広いですね!
営業
小売業界での営業の仕事は、主に店舗拡大や店舗開拓、法人セールスの仕事がメインです。
法人が開催する行事やイベント、会議などで自社から商品を買ってもらう、電話営業や訪問営業、同業他社とのコンペを通じて契約をとる仕事などがあります。
大きなイベントであれば、利益も上がります。企業との間で継続的に取引ができるようになれば、大口顧客として安定した売上を上げることにつながります。
たとえば法人の職場に出店させてもらう、まだ店舗がない地域に出店できるようマーケティングリサーチを重ねて条件交渉をするなど、やりがいのある仕事です。
ここまでご紹介した、小売業界の職種の中でも今回は営業職についてお話します!
営業職に向いている人
営業職といえば、体育会系のイメージやおしゃべりな人っていうイメージがありませんか?
しかし、そんなことはありません!営業職に向いている人の特徴をいくつかピックアップしました! ・コミュニケーション能力の高い人 ・コツコツと努力できる人 ・マメな人 などが挙げられます。
コミュニケーション能力が高いというのは、話し上手なのはもちろんですが聞き上手な人のことも含みます。一方的に話すのは、話し上手とは言いません。
しっかりと相手の話を聞いて、相手の要望を把握することが大事です! 相手の話に耳を傾けることは、信頼関係の構築にもつながります。
たしかに、自分の話ばかりしてこちらの話を聞いてくれない人よりも、自分の話もしつつ、こちらの話を「うん、うん」と聞いてくれる人のほうが何となく信頼できますよね!
また、営業職に就いたからといってすぐに契約が取れるわけではないですよね。 1つの契約を取るまでにたくさんのプロセスがあり時間がかかります。
一つの契約をとるまでに、どうしたら良いのかをしっかり分析し改善していくことが重要です。失敗しても挫折せずに、コツコツと努力していける人が営業職に向いているといえます。
営業職は、信頼関係で成り立ちます。そのため約束の時間・納期を守る、連絡をおろそかにしない人が向いています。
志望動機を書く時のポイント
面接を突破するには、志望動機が重要になります。 小売業界の志望動機を書く際のポイントは、なぜ小売業界なのか、なぜこの企業なのか、小売業界で何を成し遂げたいかを明確にすることです!
志望動機例文1
私は人々の暮らしをより一層、豊かにしたいと思い貴社を志望しました。アパレルのアルバイトではトレンドを把握し、お客様のニーズにこたえることで売り上げに貢献していました。またお客様が笑顔になることに、とてもやりがいを感じました。そのため、お客様と直接かかわることのできる小売業界で働きたいです。 その中でも貴社は、地域密着型でお客様との距離が近くて親しみやすい点に魅力を感じました。アルバイトで培った力を活かし、お客様を笑顔にし、利益向上に貢献したいです。将来的には、人々のニーズに合わせた商品を企画したいです。 |
さまざまな業界がある中、小売業界を選んだ理由をしっかりと伝えられなくては面接通過は難しいです。
また、小売業界は競合が多いため「なぜこの企業じゃなきゃダメなのか」を丁寧に伝えられなければ、「うちじゃなくてもいいんだな」と面接官に落とされてしまいます。
しかしこれだけでは、アピールはまだ不十分です。小売業界で何を成し遂げたいのか、など将来のビジョンを見据えて書くと面接通過率が上がります!
志望動機についてはこちらの記事でも紹介しています! ぜひ参考にしてみてくださいね。
難しく感じるかもしれませんが、業界研究・企業研究、自己分析をしっかりと行えば大丈夫です!この3つは大事だと、よく聞きますよね。
私も「業界研究と企業研究はしっかりやっておいたほうがいいよ」とアドバイスをもらうことが多かったです!でも、「どうやってやるのかわからないし、何でしなきゃいけないの?」って思ってました(笑)
私以外にもこう思っている方がいると思うので、業界研究・企業研究について触れておきたいと思います!
業界研究・企業研究ってどうやるの!?
業界研究は、「業界ごとの特徴、業界の現状と今後の可能性」について調べていきます。
たくさんの情報を収集して理解を深めていきましょう。インターネットや書籍・雑誌類・企業説明会などを利用するのがおすすめです!
情報収集が中途半端だと、不完全な業界研究になってしまい費やした時間が無駄になってしまいます。しっかりと時間をかけて行いましょう。
企業研究をすることで、「どうしてその企業じゃなきゃダメなのか」が明確になります!明確にすることで志望動機に深みが出て、深堀されても対応できます。
また、就職後にイメージしていたのと違ったというミスマッチを防ぐことができます。 就職してから「こんなはずじゃなかった…!」と後悔したくありませんよね!しっかりと自分のイメージ、志向と合っているか確認しましょう。
企業研究は、インターネットや書籍、店舗に足を運ぶことで情報収集できます。
また、店舗に行く時間帯を変えてみる、時期を変えて回る、変化(季節感を出す)を見ることで企業の工夫している点などに気づけます。店舗には何回も足を運ぶことをおすすめします!
さらに、競合との比較を行うことでその企業独自の特徴や強みがわかります。これを志望動機に組み込むことで志望度の高さが伝わります。
まとめ
小売業界は、就活生に人気の業界です!面接を突破するには、志望動機が鍵になります!しっかりと、業界研究・企業研究を行って周りと差をつけましょう!