食品業界の仕事は、食品を製造して卸売店や小売店などへ食品を流通させ、世の中に届けることです。

食品業界の中でもさまざまな部署があり、大きくわけて「企画部門」「営業・販売部門」「開発・生産部門」「管理部門」の4つの部門にわけることができます。

今回は、4つの部門の中の「営業・販売部門」の面接対策について解説します!

面接対策は、業界研究や企業研究、よくある質問を事前に調べておくことが重要です。

【業界研究】食品業界の営業・販売部門の仕事とは?

食品業界が扱う商材には、大きくわけて「食品原料」「加工食品」「飲料・酒類」の3つにわけることができます。

「食品原料」
食品原料とは、調味料や小麦粉などのことです。

「加工食品」
加工食品とは、おかしや乾麺、レトルト、冷凍食品のことを言います。

「飲料・酒類」
飲料・酒類とは、清涼飲料水やアルコール類のことです。

食品業界の「営業・販売部門」の仕事は、卸売店や小売店、飲食店で自社の食品を扱ってもらうために、仕入れ担当者に売り込むことが「営業・販売部門」の仕事です。

卸売店への営業は、主にルート営業。食品を取り扱っている卸売店に行き、発注してもらうように自社の商品を売り込みます。

小売店への営業は、食品を扱っている小売店に行き、営業をかけてできるだけ顧客の目につきやすいポジションに自社の商品を置いてもらえるように交渉します。

飲食店への営業は直接、商品を営業し販売します。営業の売上を伸ばすためには、仕入れ担当者との信頼関係を築くことが大事です。

たとえば、見ず知らずの人から「ここのラーメン屋おいしいから食べてみて」と言われるよりも、仲の良い友だちから言われたほうが「食べてみたい」という気持ちが大きいと思います。

「信頼関係を築くことが得意な人」は営業に向いていると言っても良いでしょう。

大手3社をピックアップ!業界研究してみよう

面接では、「なぜ多くの食品業界の中で弊社を選んだのか」と理由を求めれることがあります。

また、志望動機では「その企業を選んだ理由」を伝えることが前提です。

今回は、食品業界の大手3社をピックアップ。各企業の違いを見てみましょう。

味の素

「こんぶのうま味」の素である、アミノ酸(グルタミン酸)から生まれた、うま味をきかす調味料が主力商品の味の素。

味の素は、料理の下ごしらえから仕上げまで幅広く使えるので万能な調味料ですよね!

味の素グループのグループ理念

私たちは地球的な視野にたち、”食”と”健康”そして、”いのち”のために働き、明日のよりよい生活に貢献します。

出典:味の素グループ理念

味の素グループは世界各国に事業展開を広げており、食品メーカー世界TOP10を目標にしています。

そのため、海外で働きたい人にはチャンスの大きい企業なのではないでしょうか。

明治

チョコレートや牛乳などの乳製品、冷凍食品など明治の商品は、一度は口にしたことがあるでしょう。

明治グループのグループ理念

『私たちの使命は、「おいしさ・楽しさ」の世界を拡げ、「健康・安心」への期待に応えてゆくこと。私たちの願いは、「お客さまの気持ち」に寄り添い、日々の「生活充実」に貢献すること。私たち明治グループは、「食と健康」のプロフェッショナルとして、常に一歩先を行く価値を創り続けます。』

出典:明治グループ理念体系

明治は栄養食品やくすりも製造しているため、安心な食品を消費者に届けたいという思いがあるそうです。

日清食品

カップ麺やインスタント麺で有名な日清食品。チキンラーメンやどん兵衛のCMはよくみかけますよね!

日清食品グループのグループ理念

どのような時にも変わらない日清食品グループの意志、普遍的な考え方を表したのがグループ理念です。

出典:NISSINグループ理念

日清食品は倍率が高いらしく、インターンシップで活躍しなければ選考に進むことが難しいそうです。

食品業界で聞かれるよくある質問10選

1.「あなたは食べることは好きですか?」
2.「あなたが会社を選ぶ基準は何ですか?」
3.「最も当社らしい商品は何だと思いますか?」
4.「あなたが好きな商品は何ですか?」
5.「当社の新商品のアイディアをいくつか述べてください。」
6.「自分を当社の商品に例えると何ですか?」
7.「他社の選考状況を教えてください。」
8.「食品業界において、お客様の信頼を得るために必要なことは何だと思いますか?」
9.「最近の食品事情で気になることを教えてください。」
10.「あなたが好きな商品をおすすめしてみてください。」

面接は1次面接・2次面接・最終面接で質問内容が異なります。各面接のよくある質問をチェックしておきましょう。

【1次面接のよくある質問30選】高確率で聞かれる質問の回答例つき

【営業職を志望する就活生必見!】2次面接のよくある質問

最終面接を通過するためには対策が重要!【よくある質問15選】

大手3社をピックアップ!よくある質問

味の素

1.「あなたの特徴を5つあげてください。」
2.「あなたが味の素に入社して実現したいことは何ですか? *ASVの観点を入れてお答えください。」

*「ASV」とは、Ajinomoto Group Shared Valueの頭文字を取ったもの。味の素が独自に名付けた経営戦略です。

3.「今までで一番へこんだことはなんですか?どうやって乗り越えましたか?
4.「苦手と感じる方とチームワークを発揮しなければならない場合、どのようなことを意識していますか?」
5.「大学の研究内容を3分程度で教えてください。」
6.「食に関する心に残っているエピソードを教えてください。」
7.「あなたが味の素に入社して達成したいことを教えてください。」
8.「研究以外で、あなたが学生時代に力を入れたことがあれば教えてください。」
9.「味の素で、自分がしたいことをできるとしたらどんなことをしたいですか?」
10.「研究内容と食品は離れていると思いますが、食品業界に興味を持った理由を教えてください。」

明治

1.「なぜお菓子業界なのでしょうか?」
2.「なぜ明治なのでしょうか?」 
3.「明治で何をしたいのですか?」
4.「就活において、軸はなんですか?また、複数の企業から内定をもらった場合、何で判断しますか?」
5.「その大学・学部学科を選んだ理由はなんですか?第一志望でしたか?」
6.「将来のキャリアプランを教えてください。」
7.「明治の商品の中で何が一番好きですか?また、なぜ好きなのかを教えてください。」
8.「明治で実現したいことはなんですか?」
9.「あなたの短所は何だと思いますか?」
10.「アルバイト経験について教えてください。」

日清食品

1.「当社の商品で好きな食べ物は何ですか?」
2.「今、コロナの影響でうちの営業どんな状況だと思いますか ?」
3.「選考を受ける前、日清食品に対してどんなイメージを持っていましたか?」
4.「あなた自身が、殻を破った出来事についてお話ください。」
5.「あなたがコンビニに営業するとしたら、どのようにして提案しますか?」
6.「大学の研究内容とは違う分野なのではないかと思ったのですが、なぜ日清を志望したのですか?」
7.「自社の商品に対する提言などがあれば教えてください。」
8.「日清食品に入社したいという熱意をお聞かせください。」
9.「あなたが自負している自分の力は何ですか?」
10.「研究内容を専門的な用語も入れて、それをわかりやすく教えてください。」

食品業界の面接で使える逆質問5選

最終面接や面接の最後には逆質問を求められることがあります。そこで、食品業界の面接で使える逆質問をご紹介します。

1.「なぜ御社の商品は一定基準以上の美味しさを商品化し続けることができるのですか?」
2.「御社のホームページには企業理念として、◯◯◯◯◯と書かれていますが、◯◯◯◯◯とは何でしょうか?」
3.「若手から活躍できる風土はあるのでしょうか?」
4.「食品を扱う仕事ならではのやりがいや魅力を教えてください。」
5.「仕事で、『やった!』という大きな喜びを感じたエピソードがあれば聞かせてください。」
こちらでも逆質問を紹介しているのでチェックしてみてください。

逆質問で聞きづらい質問も上手に聞ける!逆質問38選

まとめ

食品業界は安心で安全なものを世の中に届けることが第一です。

食品業界の企業研究は、企業のことをネットで調べること以外に、実際にスーパーや飲食店へ足を運んでみましょう。

お店の人に商品の売れ行きや、お客様から評価を聞くと実際のデータを取ることができるので、分析をしやすくなります。

また、市場データは面接官にとって興味深いデータのため高評価を得やすいです。