札幌在住の23歳。大学を卒業して、WEBマーケティング会社に入社しました。主に、ライティングとSNS運用をしています。キャリティブでは、私が就活中に体験したことや、日常の出来事などを小ネタに記事を書いています!
企業によって内々定の通知は「口頭や電話、メールや書面」などさまざまな方法で伝えられます。
口頭や電話での通知であれば、その場でお礼を述べることができますが、果たしてその場のみのお礼で良いのでしょうか?答えは「いいえ」です。内定や内々定をもらったときは、感謝の気持ちを伝えるのがマナー。
今回は、内々定をもらった時に送るお礼メールの送り方を紹介します。
目次
内々定をもらったらお礼メールを送ろう

企業によって内々定の通知は「口頭や電話、メールや書面」など、さまざまな方法で伝えられます。
企業から内々定をもらったら承諾するにしろ、しないにしろお礼を伝えましょう。
お礼の伝え方は基本的に内々定をもらった当日中にメールで送り、遅くても翌日の午前中までに送るのがマナーです。
メールで内々定の通知が来た場合は、お礼メールが「メールを確認した」という意味になります。
最近はLINEの既読機能のおかげで、既読=チェックしたと判断することができますが、メールの場合は相手がメールをチェックをしたのか確認することができません。
メールはLINEとは違って既読機能がないため、「内々定の通知メールを確認した」という意味でもお礼メールを送りましょう。
また、口頭や電話で内々定の通知をもらったら、その場でお礼を述べることができますが、プラスしてお礼メールを送ることで好印象を与えることができます。
口頭や電話での通知は証拠が残らないため、口約束のようなものになってしまいます。
あとから企業側が「内々定なんて出してない」と言っても手の施しようがないため、「内々定をもらった」という証拠としてお礼メールを送ることをおすすめします。
内々定をもらった時のお礼メール~書き方とポイント~

・件名
内々定のお礼/◯◯大学◯◯ ◯◯ |
件名はメールの内容がひと目で分かるように、「内々定のお礼」と「大学名・自分の名前」を入れましょう。
・本文/宛名
株式会社 ◯◯ ◯◯部 ◯◯ ◯◯様 |
本文は書きはじめに、「社名、部署名、担当者の名前(フルネーム)」の順で宛名を書きます。会社名や部署名は正式名称で「前株、後株」を間違えないように注意しましょう。
・本文
お世話になっております。 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科の◯◯ ◯◯と申します。 |
宛名を書いたら、本文を書いていきます。まず、「あいさつと学校名、学部名、名前」を添えましょう。
この度は、内々定のご連絡を頂きまして、ありがとうございます。 第一志望であった貴社からの内々定を頂き、心より嬉しく思っております。 |
次に、「お礼」と内々定をもらった「感想」を書きます。感想や気持ちを添えることでメールの印象が良くなります。
一日でも早く貴社の戦力として貢献できるよう、精進して参ります。 |
入社するにあたって「抱負」を書き、やる気をみせましょう。不安があるのは当然ですが、会社の役に立つと信じて、覚悟を伝えます。
今後とも、何卒よろしくお願い致します。 |
メールの締めの文を入れましょう。
―――――――――――――――――――――――――― ◯◯大学◯◯学部 ◯◯ ◯◯ 090-****-**** ************@********** ―――――――――――――――――――――――――― |
最後に必ず、署名を入れます。「大学名、氏名、電話番号、メールアドレス」を記載しましょう。
誤字脱字がないか確認したら、企業のメールアドレスを送信先に設定して送ります。
メールを作成する前に企業のメールアドレスを入力したいところですが、先に入れてしまうと文の作成途中で送ってしまう可能性があります。
私も何度か文を作成している途中で相手にメールを送ったことがあるので、「メールを作成し終わって誤字脱字がないか確認」したら企業のメールアドレスを送信先に設定することをおすすめします。笑
内々定をもらった時のお礼メール~例文~

内々定のお礼メールは、「承諾・辞退・保留」といった状況に応じて記載する内容を変えます。
内々定を承諾するときのメール例文
内々定のお礼/◯◯大学 ◯◯ ◯◯ |
株式会社 ◯◯ ◯◯部 ◯◯ ◯◯様
お世話になっております。 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科の◯◯ ◯◯と申します。
この度は、内々定のご連絡を頂きまして、
第一志望であった貴社からの内々定を頂き、
一日でも早く貴社の戦力として貢献できるよう、 今後とも、何卒よろしくお願い致します。 ―――――――――――――――――――――――――― ◯◯大学◯◯学部 ◯◯ ◯◯ 090-****-**** ************@********** ―――――――――――――――――――――――――― |
内々定を辞退するときのメール例文

内々定のお礼/◯◯大学 ◯◯ ◯◯ |
株式会社 ◯◯ ◯◯部 ◯◯ ◯◯様
お世話になっております。 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科の◯◯ ◯◯と申します。
この度は、内々定のご連絡を頂きまして、
貴社に評価して頂けましたことを、
このような機会を頂きながら大変恐縮なのですが、
これまでの貴重なお時間を割いて選考していただいたにもかかわらず、
本来であれば直接おわび申し上げるべきところ、
採用に関わってくださった関係者の方々には、
最後になりましたが、 ―――――――――――――――――――――――――― ◯◯大学◯◯学部 ◯◯ ◯◯ 090-****-**** ************@********** ―――――――――――――――――――――――――― |
辞退メールはこちらで詳しく紹介しています。
内々定を保留するときのメール例文

内々定のお礼/◯◯大学 ◯◯ ◯◯ |
株式会社 ◯◯ ◯◯部 ◯◯ ◯◯様
お世話になっております。 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科の◯◯ ◯◯と申します。
この度は、内々定のご連絡を頂きまして、
貴社に評価して頂けましたことを、
大変身勝手なお願いで恐縮なのですが、
家族も納得した上で貴社へ入社したいと考えておりますので、誠に勝手ではございますが、
私事で大変ご迷惑をおかけいたしますが、 ―――――――――――――――――――――――――― ◯◯大学◯◯学部 ◯◯ ◯◯ 090-****-**** ************@********** ―――――――――――――――――――――――――― |
まとめ
内々定の通知をもらったら必ずお礼のメールを送りましょう。辞退したいときや保留をしたいときは、相手に断りやお願いをするため言いにくいと思います。
ですが、「大変恐縮なのですが」や「大変身勝手なお願いで恐縮なのですが」のようなクッション言葉を使うことで円滑にメールを交わすことができます。
辞退メールを送るときは、「本来であれば直接おわび申し上げるべきところ、メールでのご連絡となりますことをご了承いただきたくお願い申し上げます。」とメールで簡易的な連絡になってしまったことのお詫びを添えると印象良く終えられます。
内々定をくれた企業は今後どこかで縁のある企業かもしれません。
お礼・お詫びのメールはマナーとして送るようにしましょう。