就活生の皆さん、こんにちは! 就活をしていると、「内々定」という言葉を良く耳にしませんか?

内定はわかるけど、「内々定」は一体何なのかイマイチわからない…という人も多いと思います。

わたしが就活を始めたばかりの頃は、コネで内定を獲得することを内々定と呼ぶんだと勘違いしていました…(笑) 実際は全然違う意味でした!

わたしのような勘違いをしないように、内定と内々定の違いは何なのか、内々定をもらったらどうすればいいのかをご紹介していきたいと思います!

内々定ってなに?

内々定とは、一言で「内定をこれからあげますよ」という企業側からの採用予定通知のことを言います。

”予定”となっていることから、内々定の段階ではまだ正式に労働契約を結んでいないということになります。

これを見て、なぜすぐに内定を出さずに、「内々定」を出すのか不思議に思いませんでしたか?

実は、日本経済団体連合会(経団連)が倫理憲章で「正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降とする。」のように定めていることから、10月1日以降でないと内定が出せないんです!

参照元:採用選考に関する指針 https://bit.ly/34L5Ey6

なので企業は、「有能な人材を早めに囲ってしまおう!」と考え、10月1日よりも前の時期に内々定を出すんです。

内定と内々定の違い

内定と内々定の違いは、【目次1】で触れた内容を含めて、大きく3つの違いがあります。

・採用通知の時期の違い

・採用通知の方法の違い

・法的拘束力の違い

採用通知の時期の違いについては、内定が10月1日以降、内々定がそれ以前という認識で大丈夫です!

採用通知の方法の違いとは、内定が書面・電話・メールなどで採用通知を行うのが一般的と言えます。 一方、内々定は書面で通知することはあまりなく、メールや口頭で伝えられることが多いです。

内定と比べ、内々定は軽めの印象がありますよね。 また、内定と内々定の1番大きな違いは、法的拘束力があるかどうかです。

内定が成立している場合、労働契約が成立しているため、企業側からの内定取り消しは就活生側に大きな問題がない限りできません。

内々定の場合は、労働契約がまだ正式に結ばれていないことから、企業側も取り消しが可能なんです。

とは言っても、正当な理由もないのに内々定を取り消すと、企業の社会的評価はガクンと下がってしまうため、そう簡単に取り消しをされることはありません!

少し前には、新型コロナウイルスの影響を受けた企業が就活生側に対し不当な内定取り消しをしたことが話題になってましたよね…。

そのような目に合わないためにも、就職する企業の経営状況や、業界の動向なども隅々まで調べておく必要があります。

内々定が出たらやるべきこと

内々定が企業から出されたとき、正式な雇用契約はまだ結んでないとしても、その企業に就職する権利が与えられたということになります。

なので内々定が出たら、まずは思う存分喜びましょう!

喜んだあとに、以下の内々定が出たらやるべきことを実行してください!

内々定に対して返事をする

内々定を企業からもらったら、なるべく内々定の連絡をもらったその日にお礼のメールをしましょう! どのような返事の内容になるかは、内々定を承諾する場合・辞退する場合・保留する場合で変わってきます。

今回は内々定を承諾するときに送るメールの例文をご用意しました!

《内々定を承諾するときのメール例文》

件名 内々定のお礼/◯◯大学 キャリ・ティブ子(名前)

本文

株式会社◯◯

◯◯部

△△様

お世話になっております。

◯◯大学◯◯学部◯◯学科のキャリ・ティブ子と申します。

この度は、内々定のご連絡を頂きまして、ありがとうございます。

第一志望であった貴社からの内々定を頂き、心より嬉しく思っております。

貴社の一員となり貢献できるよう、精進して参ります。

今後とも、何卒よろしくお願い致します。

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名前:キャリ・ティブ子

住所:北海道札幌市中央区〇〇

TEL:090-1234-5678

Email:◯◯@△△.jp

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お礼メールの書き方のポイントをもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事もお読みください!

【例文付き】内定のお礼メールは必要?誰でも書ける3つのポイント!

内々定を承諾する場合

内々定を承諾することを決めているのなら、内定承諾書を企業に提出しましょう。

内定承諾書を提出することで、入社したいという意欲を伝えることができるため、入社の意思が固ければすぐにでも提出するようにしてください!

内定承諾書には提出期限が設けられている場合があり、提出期限が過ぎてしまうと、最悪内定が取り消しになる可能性があります…。

提出期限を確認し、必ず期限内に承諾書が企業に渡るようにしましょう。

内々定を辞退する場合

「第一志望の他社で内定をもらえた」「優先順位の低い企業だった」などの理由で内々定を辞退しようと心に決めたら、まずはすぐに電話で辞退の連絡をするようにしましょう。

連絡もなしに辞退をしようとする「サイレント辞退」は企業に大きな迷惑がかかるので絶対やめましょう!

早めに辞退の連絡をすることで、企業側は残りの採用枠を埋めるために早く動き出せるのと、他の就活生に内定のチャンスをあげることができます!

電話で内々定の辞退を連絡するときの例文もご用意したので、参考にしてみてくださいね。

《内々定を辞退するときの電話例文》

就活生:わたくし、◯◯大学◯◯学部◯◯学科のキャリ・ティブ子と申します。お忙しいところ恐縮ですが、人事課の△△様をお願いできますか?

担当者:お電話かわりました。

就活生:お世話になっております。◯◯大学◯◯学部◯◯学科のキャリ・ティブ子です。ただいまお時間よろしいでしょうか?

担当者:大丈夫です。

就活生:先日は内々定のご連絡をいただき、心より感謝しております。内々定をいただきながら身勝手なお願いで誠に申し訳ないのですが、本日は御社の内々定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

担当者:そうなんですね。残念です。差し支えなければ理由を教えていただけますか?

就活生:御社と同時に選考が進んでいた企業からも内定をいただきました。御社でいただいた総合職ではなく、営業職で内定をいただきました。最後まで悩みましたが、やりたいことや自身の適性とを照らし合わせて考えた結果、辞退させていただくことにしました。

担当者:そうですか…。残念ですがわかりました。

就活生:本来ならば直接御社に伺うべきところですが、お電話での連絡となり申し訳ございません。お忙しい中ご対応してくださり、ありがとうございました。

担当者:いえ、結構ですよ。別の企業でも頑張ってください。

就活生:ありがとうございます。貴重なお時間を割いていただきながら、このような結果となり大変ご迷惑おかけしました。それでは、失礼いたします。

もし、電話のみの連絡に不安があるという人は、電話の後にメールでも辞退の旨を伝えておくのもアリですよ。

内々定を保留する場合

まだ内々定を承諾するかどうか迷っている場合、内々定を保留にするという選択肢もあります。

ただ、保留にすると入社意欲が低いと思われたり、最悪内々定が取り消しになるケースもあるので、慎重に考えましょう。

内々定を保留にするのであれば、電話で連絡をするのがマナーです。

このときのポイントとして、いつまで保留にしてもらいたいのか”期間”を決めて伝えるようにしてください!

保留期間を企業側もいつまで返事を待てばいいのかがわかるので、不満を持たれにくくなります。

保留にして欲しい期間は他社の選考状況により変わると思いますが、基本的には2週間以内に設定しましょう。

内々定の保留を伝える例文もご用意したので、参考にしてくださいね。

《内々定を保留するときの電話例文》

就活生:いつもお世話になっております。御社から内定をいただきました、◯◯大学のキャリ・ティブ子です。内定承諾に関しましてお話をさせていただきたいのですが、採用担当の△△様はお手隙でございますでしょうか?

担当者:お電話代わりました。△△です。

就活生:お世話になっております。キャリ・ティブ子です。この度は、内々定のご連絡を頂き誠にありがとうございました。

御社から高くご評価いただけたこと、大変嬉しく思っています。入社のお返事に関してなのですが、◯日まで猶予をいただくことは可能でしょうか。

実は選考結果がまだ届いていない会社があり、そちらの選考結果は◯日に届く予定となっています。

全ての選考結果を確認したのち、慎重に判断し、納得した上で入社したいと考えております。

内々定をいただいたにも関わらず、誠に勝手ですが、ご理解いただけると幸いです。

内々定を保留にさせてもらうときは、電話で伝えたあとにメールでも伝えておくと、記録に残るので親切です。 メールの例文も一緒に確認してみてください!

《内々定を保留するときのメール例文》

件名: 内定保留のお願い キャリ・ティブ子(名前)

株式会社◯◯

◯◯部

△△様

お世話になっております。 キャリ・ティブ子です。 

この度は、内々定の通知をいただき、誠にありがとうございました。 

入社のお返事につきましては大変恐縮ですが、お電話でお話しさせていただいたとおり、◯月◯日まで猶予をいただきたく思います。

理由といたしましては、他社からの選考結果を確認したのち、慎重に判断し、納得した上で入社したいと考えております。

内々定をいただいたにも関わらず、誠に申し訳ございませんが、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

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名前:キャリ・ティブ子

住所:北海道札幌市中央区〇〇

TEL:090-1234-5678

Email:◯◯@△△.jp

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内定取り消しになることもある!?

せっかく貰った内定も、大きな問題が発生したときには取り消しされてしまうこともあります。

特に就活生が原因の内定取り消しは、自身の不注意によって引き起こされることが多いです。 実際にこれらが原因で内定が取り消しになった事例がいくつかあるみたいです…。

「内定を貰っているから大丈夫!」と考えるのではなく、「内定を貰っているから行動には気をつけよう」と考えるようにしましょう。

まとめ

内々定はまだ労働契約を結んでいない状態です。 企業が簡単に取り消しができないとしても、気を抜かずに必要な手続きを早めに済ませ、内定を自分のものにしましょう!