
札幌在住の23歳。大学を卒業して、WEBマーケティング会社に入社しました。主に、ライティングとSNS運用をしています。キャリティブでは、私が就活中に体験したことや、日常の出来事などを小ネタに記事を書いています!
企業から送られてくる「内定通知書」と一緒に同封されていることの多い「内定承諾書」。
内定承諾書は名前の通り、「内定を承諾し、企業に入社することを契約する書類」のことです。
もしも、第1志望の企業よりも第2志望の企業の方がはやく内定が出てしまった場合、第1志望の結果が出てから決めたいですよね。
ですが、内定承諾書の提出には期限があります。
今回は、内定承諾書の提出期限ついてと期限を延長したい時の伝え方をご紹介します!
目次
内定承諾書の提出期間はいつまで?

内定承諾書の提出期限は企業によってバラバラですが、一般的に2週間~1ヶ月が多いです。
もしも、提出期限を過ぎてしまった場合は、「辞退した」とみなされることがあり「内定取り消し」になることがあるので注意しましょう。
たとえば、友だちと遊ぶ約束をしていて待ち合わせ時間に友だちが来なかったら、遊ぶ約束がなくなったのかなと思いますよね。
友だちであればそのようなことはないと思いますが、、、笑
中には提出の期限が定められていない場合もあります。提出の期限が定められていないときは、内定承諾書が届いてから2週間を目安として返送するのがマナー。
ちなみに、内定承諾書には法的な効力がないため、入社の2週間前であれば承諾後でも辞退することが可能です。
ですが、内定を辞退をすると企業に迷惑をかけてしまうので、できるだけ辞退をしないように慎重に考えましょう。
内定承諾書の提出期限を延長したい場合

内定承諾書が届いて、承諾するか悩む就活生も多いと思います。どうしても答えを出せない場合は、「内定承諾書の提出期限を延長しましょう。」
内定承諾書の延長期限は3週間~1ヶ月くらいまで伸ばすことが可能です。
内定承諾書の提出期限を延長したいときのポイント

・はやめに延長したいことを伝える
内定承諾書の提出期限を延長してほしい場合は、誠意のある対応を心がけましょう。
誠意をみせるためにはできるだけ、早く企業へ伝えることがマナーです。延長してほしいことを伝えるのが遅くなってしまうと、延長期限も短くなってしまいます。
たとえば、13時に美容室に行き、15時に友だちと遊ぶ約束をしてたとします。
美容師さんから2時間で仕上がると聞いていたにも関わらず、終了予定時間の10分前に「あと1時間かかります。」と言われるのと、終了予定時間の1時間前に「あと2時間かかります。」と言われるのでは状況が違いますよね。
もし、終了予定の1時間前に「あと2時間かかります。」と聞いていたら、遊ぶ約束をしている友だちに「待ち合わせ時間を遅らせてほしい」と伝えて家を出る時間を遅くしてもらうこともできます。
提出期限を延長してもらいたいときは、できるだけ早めに伝えましょう。
いつまでに返答をするかこちらから提示する

内定の承諾を延長したいときは、こちらから期限を提示しましょう。
「いつまで延長したい」という期限を伝えないと、企業側が返答の期限を決めてくる可能性が高くなってしまいます。
もしも、企業から返答の期限を決められた場合、こちらは1週間の延長を希望していたのにも関わらず3日しか延長を伸ばしてくれなかったという事態になりかねません。
電話の場合は、「入社のお返事ですが、◯月◯日までお待ちいただくことはできないでしょうか。」と伝えます。
メールの場合は「入社のお返事ですが、大変恐縮ではございますが、◯月◯日までお待ちいただくことは可能でしょうか。」と伝えましょう。
「誰かに相談をしたい」という理由を伝える

延長してもらう理由で「他社の選考結果を待ってから決めたい」と伝えるのはできるだけ避けてください。
裏を返せば、「あなたの企業は第1志望ではありません」と捉えることができてしまいます。
「もう一度、じっくり検討したい」「家族と相談してから決めたいから、待ってもらいたい」と伝えると、企業側も断ることが難しいですし、ある程度の期間を設けてもらう理由になります。
ビジネスマナーとして理由の伝え方を配慮しましょう。
内定承諾書の提出期限を延長してもらうときに使える例文

内定承諾書を延長してもらうときは、「電話とメール」どちらでも構いません。
電話で伝える場合は、採用担当者が他の選考に出ていることあるため、電話に出ることが出来ない可能性があります。
~電話例文~

「お世話になっております。◯◯大学の◯◯と申します。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。大変嬉しく思います。
早速にも入社承諾のお返事をすべきところではございますが、家族が今回の就職について詳しい話を聞きたいと申しており、家族と相談の上じっくりと検討したいと考えております。
誠に勝手なお願いで恐縮なのですが、◯◯月◯◯日までお待ちいただくことはできないでしょうか。」
~メール例文~

①内定通知が書類できた場合
内定承諾の回答期限延期のご相談/◯◯大学◯◯学部 ◯◯ ◯◯ |
株式会社 ◯◯ ◯◯部 ◯◯様
お世話になっております。 ◯月◯日に採用の内定のご連絡をいただきました、
この度は、内定のご連絡をいただきまして、
大変身勝手なお願いで恐縮なのですが、
家族も納得した上で
私事で大変ご迷惑をおかけいたしますが、 ―――――――――――――――――――――――――― ◯◯大学◯◯学部 ◯◯ ◯◯ 090-****-**** ************@********** ―――――――――――――――――――――――――― |

②内定通知がメールできた場合
内定通知がメールできた場合、内定通知メールに返信をする形で送ります。
企業側が、一目でどのメールに対しての返信なのかわかるように、件名は変えずそのまま送りましょう。また、本文も残したまま送るとなお良いです。
Re:選考結果のお知らせ |
株式会社 ◯◯ ◯◯部 ◯◯様
お世話になっております。 ◯月◯日に採用の内定のご連絡をいただきました、
この度は、内定のご連絡をいただきまして、
大変身勝手なお願いで恐縮なのですが、
家族も納得した上で
私事で大変ご迷惑をおかけいたしますが、 ―――――――――――――――――――――――――― ◯◯大学◯◯学部 ◯◯ ◯◯ 090-****-**** ************@********** ―――――――――――――――――――――――――― |
期限の延長をしてもらうのは当たり前ではないことを忘れずに

内定承諾書の提出期限を延長してもらうのは当たり前ではありません。
延長を受け入れてくれない企業もあるため、内定を辞退しなければいけなくなるケースもあります。
基本的には企業が設定している期限内で、はやめに返答をするのがマナーです。
適切なマナーをおさえて誠実な対応を心がけましょう。