札幌在住の24歳。金融機関で3年働き、WEBマーケティング会社に転職しました。新しいことを学ぶのは楽しいな〜と実感している今日この頃です。就活生に寄り添った、少しでも為になる記事を書いていきたいと思います!
最終面接は独特の緊張感があり、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか!
一次、二次面接は受かるのに、なぜか毎回最終面接で落ちてしまうと、就活のモチベーションも下がっちゃいますよね…。
わたしもなぜか最終面接にだけやたらと落ちる時期があり、その当時はかなり病みそうになりました・・・笑
「最終面接は顔合わせの場では?」と思っている方も多いかもしれませんが、そんなことありません!
最終面接が顔合わせ程度で終わる企業は、実はごくわずかなんです!
今回は、最終面接でみられているポイントや、対策法をご紹介します!
最終面接に苦手意識を持っている方も、この記事を読んで最終面接を突破しましょう!
目次
最終面接は対策が必須!

一次、二次面接に受かれば、「あとは意思確認だけだ!」「最終までいけばもう受かるんじゃない?」と思っている学生は多いんです!
しかし、最終面接に向けて対策を怠ると、容赦無く落とされてしまいます!
最終面接の合格率は50%のため、半分の学生が落ちているんです!
私も正直、最終面接は意思確認の場だと思い、二次面接以降とくに対策をせずに臨んだことがありますが、思っているより質問を深掘りされ、撃沈した思い出があります…。
最終面接は、一次面接と二次面接とはまったく違った緊張感があります。
一次、二次は採用担当者が面接官となるパターンが多いのですが、最終面接ではほとんどの企業が役員や社長が面接官となります。
面接練習を怠ると、緊張感にのまれてしまい肝心な志望度や熱意を伝えきれずに終わってしまいます!
最終面接ではこれまでの面接でされていた質問をさらに深掘りされる場合が多いです。
「どうしてそう思うのか?」「なぜうちの会社じゃなきゃだめなのか?」と聞かれたときに答えられられるように、事前にしっかりと考えておきましょう!
答えに説得力があれば、面接官も学生に好意印象を持ってくれます!
最終面接を突破する3つのポイント!

最終面接を突破するにはポイントがあります!
これまでの面接とは違った緊張感のなかでも、自分の意思や熱意をしっかりと伝えられるようにポイントをおさえていきましょう!
①企業、事業の理解度を深める
最終面接では、以下のような質問をされるケースがあります。
・弊社の長所と短所を教えてください
・弊社の社風についてどう思いますか?
・弊社の事業の中で、興味のある事業はなんですか?
また、その事業を選んだ理由を教えてください。
このように、企業や事業内容について聞かれる質問は、最終面接では頻出です。
しかも聞いてくる面接官は社長や役員なので、その緊張感は一次、二次面接とは比べ物にならないほどです!
企業についてよく知っているということをアピールするためにも、企業研究は徹底的に行わなければいけません!
企業のHP以外にも、会社や社員のSNS、ブログにも目を通し、企業の基本情報から最新の情報までしっかりと頭に入れておきましょう。
また、一次、二次面接で面接官からいただいた情報があれば、どんどん活用して、アピールしていきましょう!
②将来のビジョンを明確にする

最終面接では、将来のビジョンについて問う質問が多くされます。
例えば、「弊社で実現したいことを教えてください」「5年後の自分はどうなっていると思いますか?」
など、具体的な将来設計を聞き、価値観や人物像について確認されます。
そこで、企業が目指している将来と全く違う方向の将来設計をはなしてしまうと、「この学生とは方向性がちがうな」と思われてしまいます。
わたしも「5年後の自分はどうなっていると思いますか?」と面接で聞かれたことがありますが、事前に準備をしていないとなかなか答えるのが難しい質問ですよね。
最終面接に臨む前に、その企業の将来設計をしっかりと理解して、それに添うような答えを言えるようにしっかりと準備をしておきましょう!
簡単な回答例をご紹介します♪
5年後は、自分の仕事だけでなく後輩や部下にも気を配り、チーム全体で業績を上げていく立場になりたいと考えています。 具体的には御社の〇〇のプロジェクトリーダーとして、自分の成績とチームの業績両方に責任を持つ立場で活躍できればと思います。 |
③志望度のアピールを重点的にする
最終面接で選考の基準となる一つが、志望度の高さです。
最終面接では、これまでの面接を突破してきた人たちで、大きく能力の差がない学生たちが集まります。
その中で、他の学生と差をつけるためには入社意欲の高さをアピールする必要があります。
企業側も、「優秀な人材だ、うちの会社にきてほしい!」と思い内定を出して、辞退された場合は大きな痛手となってしまいます。
今までのやりとりや、面接にかけた時間もムダになってしまうので、そういったことを避けるためにも志望度の高さを重視する面接官が多いのです!
「この企業じゃなきゃダメなんだ!」ということをしっかりとアピールし、理由を聞かれた際も答えられるように、入社したい根拠も考えておきましょう!
最終面接での質問に答えるときのコツ

最終面接の質問は、一次、二次面接とは違い、具体的な業務に関する質問や、入社後に関する質問など「最終面接ならでは」の質問が多くされます。
最後の選考が行われる役員面接は、特に注意深く質問に答える必要があります。
それでは最終面接の質問に答える際のコツをみていきましょう!
一次、二次面接の回答からブレない
「一次面接、二次面接での回答からブレない」ということも質問に答える際には大切です。
これまでの選考では、あなたの回答に面接官が好感をもち、最終面接まで進みました。面接官も、あなたの回答をしっかりメモし、どういう人柄なのかを記録しています。
そんな中、最終面接で一次、二次面接の回答とは違う回答をしてしまうと「意思が固まっていない」という印象を与えてしまい、マイナスの評価になってしまいます。
最終面接に臨む前に、いままでの志望動機をより豊かなものにするために、練り直すことはマストです!しかし、一次、二次面接で伝えたことを思い出して、回答がブレないようにすることが大切です!
企業方針から逸れない
もうひとつの最終面接の質問に答えるコツは、「企業方針から逸れた回答をしない」です。
最終面接では、企業と学生のマッチ度が重要になります。
企業が目指している方針と学生の将来設計が合っていないと、企業側も「この学生とうちの企業は考えが合わないな」と思ってしまいます。
マッチ度の低い学生に内定を出したとしても、将来的には離職する確率が高いため、優秀な人材でもなかなか内定を出しづらいものです。
逆に、学生が目指している方向と企業が目指す方向が同じだと、「この学生と一緒に働きたいな」と面接官も思ってくれます。
企業方針から逸れた回答をすると、企業側からも「企業研究をしてきてないのかな」と思われてしまうので、質問に答える際には「会社の方針はどうなのか」ということを頭に入れて回答しましょう!
最終面接までにしておくべきこと3選

内定まであと一歩!しっかりと対策をして最終面接を突破しましょう!
最終面接までにしておくべきこと3選をご紹介します!
①企業の最新情報を集める
これまで何度も「企業研究が大切だ」という話をさせていただきました。
最終面接ともなれば、基本的にはすべての学生が企業研究はしているはずです!
そこで他の学生と差をつけるためには、企業の最新情報を頭に入れておく必要があります。
企業の情報は、日々更新されます。一次面接を受けたときの古い情報のままだと、他の学生と差をつけることができません!
HP以外にも、企業の最新情報がのってあるIR情報などで情報収集しておきましょう!
②逆質問を用意する
先ほど、「志望度の高さをアピールすることが大切」とお話しましたが、志望度の高さをアピールする方法のひとつに、「逆質問をする」があります。
「最後になにか質問はありませんか?」ときかれるタイミングは、あなたの入社意欲をアピールする絶好のチャンスです!
逆質問をすることで、面接官に「この学生は会社や仕事について意欲的に学びたいんだな!」という印象を与えることができます。
③社長について知っておく
最終面接を突破するためには、社長がどのような人なのか知っておく必要があります。
HPをみると、社長のキャリアやメッセージが掲載されている場合が多いので、しっかりチェックをしておきましょう!
社長の考えを一通り理解し、それに共感できることをアピールすると、社長からも好感をもらえるはずです!
社長の発言やキャリアから、求めている人物像を考えることが必要です!
もし、社長が著名な人物で書籍があるのであれば読んでおきましょう。
社長の考えや価値観を理解して、それに合わせたアピールを考えましょう!
まとめ
今回は最終面接に苦手意識を持っている方に向けた、最終面接を突破するコツや、質問に対する回答のコツをご紹介しました!
最終面接はこれまでの面接とは緊張感が違うため、しっかり対策をしないと緊張感にのまれてしまいます。
面接官からされた質問をしっかりと理解して、的確に答えられるように面接練習を行いましょう。
最終面接にむけた対策を万全にしたら、あとは落ち着いて質問に答えるのみです!
一次、二次面接での努力がムダにならないよう、しっかりと最終面接にむけて準備をし、念願の内定をゲットしましょう!